理系大学生のオボロです。
この記事では、履修取消するときに考えるべき基準について書いています。
学期はじめに履修登録をしたから、という理由だけで講義を受け続けると、学期末にテストやレポートに追われて慌てることになります。
逆にむやみに履修取消を続けていると、進級・卒業できない、なんてことになりかねません。
下に挙げる5つの基準に照らし合わせて、適切に履修取消制度を活用してください。
必修科目かどうか
必修科目とは、取得が義務づけられている科目です。基礎的な科目や実験科目などに多いです。
詳しくは自分の所属する学部・学科の卒業要件を確認してください。
基本的に、必修科目は履修取消をしてはダメです。
履修取消をして単位を取らずにいると、進級・卒業できなくなるからです。
下記のように、いい成績をどうしても取りたいなら検討の余地はあるかもしれません。
自分に必要か、勉強したいかどうか
自分の希望進路のために必要な科目かどうか、あるいは講義内容がおもしろいか、ということも履修取消を決める基準です。
自分に必要ではなく、おもしろくもない講義を受けても時間のムダですからね。
また教授の人柄や、雑談などがおもしろいことを考慮するのもいいと思います。
単位は取れそうか
進級・卒業に必要な単位がそろっていない場合は、単位が取れなさそうな授業は取消の選択肢に入れていいと思います。
単位が取れないのに履修を続けても、単位集めの観点からは時間のムダです。
逆にいわゆるラクタンならば、興味関心がなくても履修取消しない、ということもあります。
単位を取れそうかどうかは、その科目の成績が何で決まるのか、過去問の難易度はどうか、また採点基準が厳しいかどうかの口コミを参考にするとよいでしょう。
いい成績を取れそうか
単位は取れそうだけど、C評価やD評価などあまりいい成績を取れなさそうなら履修取消を考えてみてもいいでしょう。
コース分岐や研究室配属の選考に成績が影響する場合に、GPA(自分の平均成績)が下がることを避けるために取られる手法です。
また大学によりますが、いちど単位を取った科目は再履修しても評価が上書きされない、ということがあります。
例えば「C評価の単位を取った科目を来年などに再履修して、頑張って勉強してA評価をもらってもその科目の成績はCからAに上書きできない」ということになります。
そのような場合、「この科目でA評価が欲しいけれどC評価しか取れなさそうだ」というときには履修取消をして来年などの再履修をしたときにA評価を取れるように頑張る必要があります。
拘束時間が長いかどうか
講義の終わりが遅くなることがあったり、その科目の勉強や課題にたくさんの時間を使わなければいけない場合、履修取消を考える必要があります。
もっとサークル活動をしたい、バイトを入れたいなど、別にやりたいことがあるなら、時間的にコスパの悪い科目は履修取消を考えましょう。
まとめ:上手に履修取消を活用しよう
履修取消を考えるときには、
- 必修科目か
- 必要か、興味関心があるか
- 単位が取れそうか
- いい成績が取れそうか
- 時間的拘束が多いか
の5つを考えるといいです。
時間は誰にも平等に有限です。
いらない講義は履修取消をして、別のやりたいことに時間を使いましょう。
履修取消をうまく活用して、素敵な大学生活を送ってください。
おわりー。
コメント